DVD買取コラム

2.夏に見たい映画！

〇「河童のクゥと夏休み」
一見子ども向きかと思われがちですが、大人にもおすすめしたい作品です。クレヨンしんちゃんの作品で監督を務めた方がこの「河童のクゥと夏休み」の監督をしています。
少年と河童の友情や淡い恋心、環境問題など現代社会に対する風刺が盛り込まれていて、人間の温かさと人間の愚かさの両面がしっかりと描かれています。
作中で少年が河童のクゥと一緒に田舎道を旅しているシーンや、きれいな川で泳ぐシーンはとても気持ちよさそうで、見ている人を和ませてくれる、そんな作品です。

〇スウィングガールズ
東北の高校に通う友子たちは夏休みの補習授業にうんざりしていて、どうにか授業をサボることができないか考えていました。そこで食中毒で演奏できなくなった吹奏楽部のピンチヒッターとして楽器を練習し始めます。練習する間にどんどん楽しくなってきたものの、ちょうどそのころに吹奏楽は復活します。しかし楽器に目覚める彼女たちはジャズバンドを始めるのでした。
高校生活での夏休み、ジャズで絆を深めていく姿にほっこりします。

〇おもひでぽろぽろ
こちらはジブリ作品となっていて、27歳の主人公であるタエ子が農業体験のために山形へと向かう寝台特急の中で、当時の友達と自分自身を思い浮かべることから始まります。
1982年の山形の土地での暮らしが綿密に描かれています。自分の将来に迷いが生じていたタエ子でしたが、幼少期に過ごした思い出と向き合うことで、少しずつ自分自身に正直になっていく様子が丁寧に描かれています。

〇ハイスクールミュージカル
高校生によるミュージカルをテーマにした映画となっています。高校生活の中でミュージカルと出会うことによってさらに楽しく充実する日々を送ることに。ハイスクールミュージカル＝青春というイメージを持つ方が多く、自分もこんな高校生活を送りたいと思わせてくれる作品です。どのキャラクターも個性的で、見ているだけで元気をもらえる作品です。ミュージカルの醍醐味が詰まった素敵な作品です。