三谷幸喜監督のおすすめ映画作品
1.三谷幸喜監督のおすすめ映画作品
9月に最新作を公開した三谷幸喜監督ですが、彼の作品は舞台や映画、ドラマとさまざまな作品で人気があります。そのなかから、今回はいくつかの映画作品をご紹介したいと思います。
2.12人の陪審員をユーモラスに描いた「12人の優しい日本人」
1991年に公開された作品で、三谷幸喜が脚本家として制作に関わりました。
とある殺人事件の審議をするために12人の陪審員が集められました。12人はそれぞれ職業も年齢もバラバラです。12人はお互いのことを1号、2号などと呼び合いました。
被告人が美人なことから審議はおおむね無罪で始まりましたが、討論好きの2号が無罪の根拠を問い詰めたことから意外な展開へとつながります。感情的な人や理論的な人、無関心な人などそれぞれ個性がある人たちが真実に近づいていくところが見所です。
3.大みそかの夜に高級ホテルで起こった騒動を描いた「THE 有頂天ホテル」
2006年に公開された作品で、三谷幸喜にとって3つ目の監督作品です。
大みそか、ホテルアバンティは新年を迎えるカウントダウンパーティーの準備をしていました。まじめな副支配人の新堂は、ホテル内で元妻の由美と再会して動揺していました。そんななか、汚職が発覚してしまった国会議員の武藤田がホテルに逃げ込んできたのですが、実は客室係りのハナは彼の元愛人だったのです。
パーティー準備で忙しいなか、さまざまな問題に直面するスタッフや宿泊している人々の騒動をコミカルに描いているのが見所です。
4.売れない俳優がギャング相手に殺し屋を演じる「ザ・マジックアワー」
2008年に公開された作品で、4つ目の監督作品です。
2つのギャングが争っている港町に住む備後はボスの女に手を出してしまいます。償いとして伝説の殺し屋のデラ富樫を探すことになりますが、見つかりません。そこで三流俳優の村田を雇ってデラ富樫を演じてもらうことを考えました。
売れない三流俳優が演じる殺し屋がバレそうでバレないまま進んでいくストーリーがユーモラスに描かれていて見所です。
5.幽霊と難事件に挑む姿が描かれた「ステキな金縛り」
2011年に公開された作品で、三谷幸喜が監督・脚本を手掛けました。
失敗ばかりの弁護士エミは、とある殺人事件を担当することになりました。無実を主張している被告人はアリバイがありましたが、金縛りにあっていたというアリバイでした。それを証明できる幽霊の六兵衛が現れますが、唯一の証人とはいえ彼は幽霊です。堅物エリート検事の小佐野を相手に前代未聞の落ち武者の幽霊とともに法廷で争いを繰り広げるところは見所です。
6.まとめ
三谷幸喜の作品は、コメディが多く、どれも面白い作品です。気になった方はぜひご覧になってみてください。
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